1.地元婦人科受診(診察1回目)

* 2008/03/26(水) 受診理由:生理不順

 姉のmakoが1月に子宮内膜症卵巣のう胞で手術をしてから余り良くならないこともあり、軽い気持ちで受診しました。ちなみに姉と同じ病院、先生です。
 一応受診するのに理由がいるので生理不順のため、としていますが実際は年に2、3回生理が飛ぶ程度(先生に話したら「それぐらいだったら大丈夫よ」との返事)生理痛も二日目だけに薬を飲む程度(それも頑張れば我慢できるぐらいの生理痛)だったので自覚症状は殆どありませんでした。

 婦人科では診察は内診が普通ですが、私は先生に無理を言って取り敢えずお腹の上からのエコーで診ることにして貰いました。
 お腹にジェルを塗って、その上から機械を当てて中を見ます。当たり前ですが痛くもかゆくもありません。
 直ぐに卵巣が腫れていることがわかったようで、先生に「双子のお姉さんと同じように腫れてる」と言われました(^^;
 両方の卵巣が6センチと8センチぐらいに腫れており、手術もした方がいいだろう、とその場で言われました。子宮内膜症によるチョコレートのう腫だろう、という見解でした。ちなみに子宮内膜症はお腹を開けてから初めて断定できる病名なので手術まではひたすら「だろう」というスタンスを先生は取られます。
 空いていればその日中にMRIを撮る、ぐらいの勢いでしたが残念ながら一杯だったため後日MRIを撮影、次の週にその結果を聞きに来て下さい、ということで初日は腫瘍マーカーの値を調べるための血液検査の血を採って終わりでした。つまりこの日の診察はお腹の上からのエコーと血液検査のみ。

 …そう言えば私の場合、前例が姉にいたのでこの時点で結構はっきりと手術と言われましたが本来はかなりぼかして言われるんだと思います。恐らく「手術をしないといけないかもしれないけどこの病院ではこれ以上は何もできないから取り敢えず大きい病院で検査を受けなさい」とだけ言われると思います。判断は紹介先の先生に任せます、というスタンスです。


 


 2.MRI/地元婦人科受診(診察2回目)

* 2008/03/29(土) MRI

 初のMRIでした。
 MRIはアクセサリー、メガネ、髪留め、ブラジャー全部外して挑みます。もちろん病衣は着ます。感覚はレントゲン撮影みたいな感じです。ただ機械が壊れるからかレントゲンより遥かに厳しく何度も「何もつけてませんか?」と聞かれます。
 で、いよいよMRI撮影。筒の中に入るだけ、と余裕綽々で挑みましたがこれがトンデモナイ(ーー;
 微動だにしてはいけません!と耳タコで言われてのMRIは正直ツラかったです。動けないで過ごす20分もしんどいとは思いますが動かないで過ごす20分もしんどいものです;
 動いたらいけないので当然20分間何も出来ません。機械の中ではガンガンキンキンゴーゴー物凄い音がします。そこはまあ一応の配慮で癒し音楽の流れたヘッドホンをつけさせてくれますがヘッドホン越しにもやかましく聞こえます。
 目を開けても直ぐ目の前の機械の白い壁。何もすることがないので「今地震があったら私この中で死ぬのかなぁ」とかいや〜なことばっか考えてしまい、途中最低2回ぐらいはギブアップを考えました(^^; 閉所恐怖症なのかも、とちょっと思った瞬間です。
 そんなこんなでMRI撮影は20分弱で無事終了しました。ちなみに操作する人によるみたいですが私の場合は残り5分になると「あと5分で終了です」と言ってくれました。



* 2008/04/02(水) 地元婦人科受診(診察2回目)

 MRIと血液検査の結果を聞きに受診。
 とは言え、前の診察で手術しないといけないこと、地元の病院では手に負えないので紹介状を大きい病院に診察に行かないといけないことはわかっていたのでほぼ紹介状を書いて貰いに行っただけです。
 簡単な問診をして、血液検査の結果を見る上では悪性ののう腫ではなさそう、と言って貰って紹介状とMRIを手渡されて終了。
 ちなみに内診がいやだったのでここで先生に言って紹介状に内診をなるべく避けて下さい、みたいなことを書いてもらいました。内診を避ける場合は直腸診で、っていうことが多いからね、とのこと。…意を決して聞きましたら直腸診は痛くない、ってことでした。ホッ(^^)



 /// 余談
 紹介状は言われるがままのところへ書いて貰うのもいいとは思いますがもし余裕があれば事前に自分で調べて自分でこの先生がいい!と思える人がいたら「□□病院の○○先生に書いて頂けませんか?」とお願いしてみるのもいいと思います。
 やっぱりどんな先生か全然わからず診察を受けるよりはちょっとでも「いいらしいよ!」って評判の先生の方が安心できると思うので(^^)


 


 3.紹介先病院(以下N医療センター)受診(診察3回目)

* 2008/04/04(金) N医療センター産婦人科受診(診察3回目)

 紹介状とMRIを持ってN医療センターへ。
 受付に渡すと「今日はどういったことで診察にいらっしゃいましたか?」と周りに人がわんさかいるところで聞かれます。…まあ、私は別に不摂生が祟っての病気じゃないからいいんですけどこれ他の病状の人でも同じようにここで聞くのかなぁ、と若干思ったり。
 ともあれ3時間待った末での診察でした。診察は問診とお腹の上からのエコーのみ。
 ここで診て貰ったS先生の所見は地元の先生と同じで子宮内膜症によるチョコレートのう腫であろう。というもの。
 案の定「手術しましょう」と言われ、早速日も決めて、術前検査の日とその検査結果を聞くための診察の予約を取ってこの日は終了。
 手術方法は腹腔鏡手術です。1センチか2センチぐらいの穴を3〜5箇所開けてカメラとメスっぽいのをお腹の中に入れて治療する術式。この場で詳しく、という程ではないですが手術方法とか病気の状況は説明して貰えます。

 この日以降一ヶ月ぐらい病院とは無関係に過ごします。特に日々の過ごし方に注意点があるわけでもなく、生理も普通にきます。
 ただ、自己管理で基礎体温はつけ始めました。地元の先生にも「3日ごとでいいから記録してみなさい」と言われた影響もあり…本当に婦人病は基礎体温が凄く重要らしい。
 ちなみに基礎体温はやっぱり面倒臭い、って方には大画面で見やすく自動計測、記録してくれる基礎体温計 コンパクトだけど高機能に自動計測、記録してくれる基礎体温計 も出てるらしいです。手動でやるには限界があるものね〜…


 4.術前検査/検査結果を聞くための受診(診察4回目)

* 2008/05/14(金) 術前検査
 肺機能、レントゲン、尿検査、血液検査、心電図等。
 大病院なのでぐるぐるタライ回されて2時間弱ぐらいで終了。
 肺機能は人生初でした。息を吸って吐くだけですが中々しんどいですね、あれ(^^;
 血液検査では今までになく血を採られてビビッてしまいました。まあ20ccぐらいですけど。

* 2008/05/22(木) N医療センター産婦人科受診(診察4回目)
 検査の翌週に結果を聞きに行きました。
 問題なければ手術しますよ、って結果です。全く問題なかったようで、6月4日の手術が本決まりになりました。
 診察は問診のみ。



 ***次は手術編です。







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